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事務所通信
 職業的専門家と独立性-2006年05月15日
 拝啓 社長殿
経営者のための財務情報                この資料は全部お読みいただいて85秒です。

今回のテーマ:職業的専門家と独立性

プライドと品格
 粉飾決算問題に対する監査法人への批判が強まっています。「・・結局は会計士一人ひとりが専門家としての高い意識と見識を合わせ持つしかないのであろうか。会計士のプライドや品格も、また問われているのである。」(旬刊「商事法務」N0.1764号)という意見もありますが、全てプライドや品格は、結果として備わるものでしょう。

会計監査の立脚地点
 会計監査の基本は、企業が公表する財務情報を、第三者である専門家が利害関係当事者に代わって点検し、会社の状況が適正に開示されていることを保証することです。メインのポイントは2点です。
 1. 専門家
 2. 第三者
 職業的専門家としての公認会計士がビジネスの要件として「第三者である条件」を独立性とよんでいます。独立性にはつぎの両面があり、いずれをもクリアしなければなりません。
精神的独立性
 職業的専門家としての判断を危うくする可能性のある影響力に対して、それに「左右されることがない精神状態。」影響されることなく、専門家としての意見を表明し、誠実性を持って行動し、客観性及び職業専門家としての懐疑心を行使することができること。
外観的独立性
 事情に通じている第三者から合理的に見て、誠実性や客観性が損なわれていないか、又は職業専門家としての懐疑心が損なわれていないかを懸念させるような「重大な事実や状況」がない外観状態

職業的専門家はすべて独立性を求められる
 「独立」とは「単独で存在すること」「他にたよらないこと」(広辞苑)。
 外部から第三者としての独立した見地でサービスを提供することが究極的に最も顧客の利益になる、とするのが全ての職業的専門家の基本要件です。真に顧客の立場にたって考える場合、高い専門性と高い客観性が不可欠です。報酬は客観的価値への対価です。独立性は、会計士も弁護士も税理士も建築設計士も医師もシステム・エンジニアも、全て外部の専門家に共通の基本要件であり、現代社会はそれを前提に諸制度が作られていると言えます。

お見逃しなく!

ステークホルダーとは・・
 最近、利害関係者という言葉に代わって、一般に、「ステークホルダー」が多く用いられるようになってきました。新聞によれば、ブッシュ大統領は20日の米中会談で、中国をステークホルダーと呼んだ、とあります。4月24日の日経新聞ではステークホルダー(利害共有者)とあり、従来の「利害関係者」から一歩踏み込んだ意味になっています。

利害共有者
 ステークホルダーの語源は、米国の西部開拓時代、土地の所有権を主張するために打つ杭の意味だと言いますから、杭を共有するのは「利害共有者」ということになるのでしょう。会計監査を引受ける監査人は、企業の利害共有者であってはなりません。監査人はそのような意味でのステークホルダーであってはならない訳です。



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