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事務所通信
 グループ再編と総合スーパー「イトーヨーカ堂」の行方-2005年05月15日
 拝啓 社長殿
経営者のための財務情報                この資料は全部お読みいただいて1分58秒です。

今回のテーマ:グループ再編と総合スーパー「イトーヨーカ堂」の行方

資本関係の再編
 永年の懸案と見られていたイトーヨーカ堂グループの資本関係が再編されます。セブン-イレブンの時価総額2.3兆円に対して、親会社イトーヨーカ堂の時価総額が1.5兆円であることが最大の問題点と言われています(4月21日終値)。7,000億円でセブン-イレブンの支配権に手が届く、というわけです。

イトーヨーカ堂グループの時価総額
 セブン-イレブン時価総額2.3兆円+イトーヨーカ堂時価総額1.5兆円−イトーヨーカ堂のセブン-イレブン株式(50.6%)1.2兆円=2.6兆円
 イトーヨーカ堂のセブン-イレブン株式を税効果計算すれば1/2の0.6兆円ですから、セブン-イレブンを除くイトーヨーカ堂単体の時価総額は9,000億円、イトーヨーカ堂グループの推定時価総額は3.2兆円です。買収への防衛力は高くなります。

イトーヨーカ堂 vs イオン
 これに対するイオンの時価総額は1.2兆円です。傘下のイオン・クレジット3,700億円、イオン・モール2,500億円その他で優良子会社計8,000億円。これを概算持分比率1/2の4,000億円としますと、グループ計1.6兆円。荒っぽい計算ですが、イオン単体の時価総額は8,000億円。税効果計算すれば、それに+αです。
 イトーヨーカ堂とイオンの単体の財務比較は、総資産で両社とも1兆円。売上高イトーヨーカ堂1.5兆円イオン1.7兆円、営業利益イトーヨーカ堂88億円イオン170億円で、ほぼ拮抗しています。
 両社の相違点は株主資本で、イトーヨーカ堂7,500億円イオン4,200億円。負債総額はイトーヨーカ堂3,200億円イオン6,200億円と対照的です。

総合スーパー「イトーヨーカ堂」の課題
 総合スーパー冬の時代、イトーヨーカ堂は連結決算の時代では初めて、単体での事業評価を受けることになります。業績好調のセブン-イレブンの親会社から単体のイトーヨーカ堂へとセーフティネットが取り払われて、従業員の意識にも大きな変化が出るでしょう。24日、食品スーパー「アリオ ガーデン」の展開が公表されました。今後、総合スーパー「イトーヨーカ堂」がどのような事業再編・再構築を成し遂げるかが注目点です。

お見逃しなく!

 事業会社が持株会社を兼ねる時代から、純粋持株会社の下に各事業会社がフラットに並ぶことによって、各社単体の業績をより明確にする時代に入りつつあります。かつてピーター・ドラッカー氏が、「小売業に生産性を持ち込んで成功した世界で唯一の企業」と絶賛したイトーヨーカ堂の新たなチャレンジが期待されます。
 イトーヨーカ堂の株主資本7,500億円に対して固定資産は建物980億円、構築物・器具備品180億円、これはイオンの1/2以下です。手元資金も2,000億円と潤沢です。バランス・シートで見るかぎり、同社は事業再編の余裕を十二分にもっています。



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